リハビリ 脳出血 高次脳機能障害 高血圧

脳が再構築する感じ

投稿日:

山田規畝子氏の著書を遅ればせながら読ませていただきました。「壊れた脳 生存する知」は脳卒中を発症してから経験したことに関することが書いてあり、自分に起こった、自分にとっては不思議なこと、他人にとっては理解できないことについて、いちいちうなずくことばかりでした。

私より重篤な症状でありながら克服しようとする、その原因を追究された体験を書いてくれていることはありがたいの一言です。

大きな反響があるということは、それだけ「高次脳機能障害」について知りたい、悩んでいる人が多いということです。目にみえないと言われるだけに自分のふがいなさ、周りからの目をきにするプレッシャーがストレスになって生きにくくなっています。

身近で問題になっていない限り、ほとんどの人は読んだりはしないと思いますが、もっと話題になって、高次脳機能障害への理解がひろまればいいと思います。

-リハビリ, 脳出血, 高次脳機能障害, 高血圧

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

いろいろ考えさせられる退職

当社のi氏の退職はいろいろ考えさせられる出来事です。 業績の悪化により降職や減給が繰り返されると従業員は黙っているわけにはいきません。抗議の退職なのか、固定費の削減のつもりなのか、繰り返される経営者の …

情報は少ない

突然脳出血になって、これから何をすればいいのか、どういう流れになっているのか、圧倒的マイノリティの患者たちにとって分からないことだらけでした。 特に右手が不自由になったため、慣れない左手でのスマホの操 …

面白おかしくできない

慌ただしくすればするほど、細かいミスが増えてきます。昨日は携帯を忘れました。これまでは家を出てすぐ気づくことはあったのですが、電車に乗ってから完全に忘れたことに気付きました。財布を忘れたことはありまし …

モチベーション

最後に笑うためにリハビリは続く。 牛歩だが希望がなければ頑張れないものです。 写真:箱根

速足で歩く

先日も書きましたがしっかり歩くには親指を意識して歩きます。もともと早く歩くほうではありませんが退院して表を歩くと周りの人のスピードに驚きます。PTにもアドバイスもらいましたが、退院間近になると病院内で …

54歳の夏、仕事中に脳出血を発症。3人の子どもがいるサラリーマン。右片麻痺(利き腕、利き脚)、言語障害、高次機能知能障害の後遺症あり。発症からリハビリ、復職までの体験を残すことにしました。こんなことが自分に起こるとは思っていませんでしたが、どんなことがあっても前向きに生きていこうと思います。