入院生活 脳出血

発症した日。予感はあった

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発症した日をよく思い出します。その日は月末の慌ただしい日で月刊誌の最後の追い込みの日でした。また見積もりの依頼、課のレイアウトの移動の打診に対する課内における不満など難題が重なっていました。その解決策が重いつかづにどうすればと迷っていたと思います。月刊誌の制作が間に合わないということで一部手伝うことにしました。このとき、これを自分がやると何か危ないなという何となく予感のようなものをかんじました。一瞬他の人に手伝ってもらおうかと思ったのですがそんなに手間でもなかったので自分でやることにしました。

業者を探したりしながら、原稿制作をしているうちに何となく頭がフラフラしてきました。違う階の階段を降りるときも身体をやっと支えながら降りました。

机に戻ってメールも打てなくなりだんだん起きてられなくなってきました。

その頃には呂律も回らなくなり、たまたま来た営業の社員に大丈夫かと聞かれ、ヤバイと思った私は救急車を呼んでもらうことにしました。

救急車がくるまで机でうつ伏せていました。救急車が到着して救急隊員が担架にのせてくれました。救急車に乗って行き先を決めて病院へ行きました。その間ずっと意識はありました。

病院で脳のCTをとり出血が少量なので手術はしないで薬で処置することになりました。救急病棟で待っている間、となりで女性が医師とずっとやりとりしているのが聞こえていました。

7月25日の木曜日、20時頃でした。

みんなのイライラが頂点に達するようなときだったと覚えています。

気分が悪くなったとき、家族にはラインで、なんかヤバイと送っていました。

会社の人が家族に連絡してくれ、救急病棟にはこばれた深夜に妻が来てくれました。

今日はここまでにします。

また追記します。

-入院生活, 脳出血

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