脳出血

普通が大変

投稿日:

脳卒中経験者は社会に出てみるとやはり圧倒的少数派です。

退院してからよく言われるのは、「もう普通の人だ」です。障害があることは周りからすると分かりづらいかもしれませんが、普通にできていたことが今は一生懸命普通であろうとしています。

高次脳機能障害、歩く速さ、注意力、麻痺など職場復帰してからも様々な障壁を乗り越えなければなりません。精神的にもタフでなければ、落ち込むことも多くあります。

しかし、脳卒中を発症した方のうち、実際に復職した人の割合は4割台と報告されています。(引用:メディカルノート

病気の程度にもよりますが決して諦めてはいけません。

-脳出血
-, ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

基本は食事

気温が下がってくると血圧が上昇してきます。 職場の人によれば一時降圧剤を飲んでいたが、食事をコントロールしたら薬をやめることが出来たと言っていました。 せんべい、かきの種、チョコなど美味しいのでよく食 …

やりにくり

新しい環境でそれまでやっていたことを変えようとされると、毎日がやりにくいことこのうえないです。 それまでやってきたことはそれはそれでそうなった理由があります。 そこを洗い直してももとの状態でいいという …

重りを運ぶリハビリ

リハビリの最後のほうのプログラムに重いものを運ぶというものがありました。10kgくらいの重りを室内、階段と運んだりしました。 実際学校の父兄ボランティアでレクリエーションの廃材の片付けなど力仕事をする …

no image

病気の経過

知識のないまま病気になって、その後どうなったか当事者は知りたいはずです。 これから自分はどうなっていくのか、どんな試練が待っているのか、怖いけど知りたいと当時思いました。 試練を試練と感じずに過ごせれ …

生活習慣

退院してから一番怖いのが再発です。再発する要因は生活習慣にあります。薬で血圧を抑えているという安心感からつい油断して、塩分、油分、アルコールなどをとってしまう、ストレスをためてしまう、など倒れた当時に …

54歳の夏、仕事中に脳出血を発症。3人の子どもがいるサラリーマン。右片麻痺(利き腕、利き脚)、言語障害、高次機能知能障害の後遺症あり。発症からリハビリ、復職までの体験を残すことにしました。こんなことが自分に起こるとは思っていませんでしたが、どんなことがあっても前向きに生きていこうと思います。