脳出血

医師の役割

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言うまでもありませんがリハビリ病院はセラピストによるリハビリが中心の場所です。医師は計画されたプログラムを許可する立場です。変わったことがないかをよく聞きにきます。「変わったことありませんか。そうですか。」がいつもの会話です。

車椅子を使わないでいい許可、杖をはずす許可、院内の行動範囲の制限の緩和などは、医師の許可が必要です。先生の休み、セラピストの休みの関係で許可がなかなか出ないことがありました。売店の許可、中庭へ出てもいいという許可は嬉しかったことが思い出されます。

はじめのほうは車椅子で1階の売店へ行くのにエレベーターに乗る必要があり、広さの大切さや、同乗した人の気遣いの大切さを学びました。

車椅子は何かと大変です。トイレは車椅子と右の麻痺があり、想像を絶する大変さでした。障害者用のトイレが広いのは車椅子が方向をかえるのに必要で、手すりがなければ為す術がありません。片手でズボンを下げて用を足す大変さ、片手(利き手でない)でお尻を拭く大変さ、ウオシュレットのありがたさが身にしみました。

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54歳の夏、仕事中に脳出血を発症。3人の子どもがいるサラリーマン。右片麻痺(利き腕、利き脚)、言語障害、高次機能知能障害の後遺症あり。発症からリハビリ、復職までの体験を残すことにしました。こんなことが自分に起こるとは思っていませんでしたが、どんなことがあっても前向きに生きていこうと思います。