後遺症 脳出血

退院後の車の運転

投稿日:

病気になった当初は右手と右足が動かず、足首が上下しなかったので車の運転が再びできるような気がしませんでした。車を改造すれば左手と左足で運転できるようになるそうですが、考えただけで恐ろしいと思ったものです。

アクセルとブレーキの微妙な力加減ができないのです。

また知能障害で咄嗟の判断ができないと思っていたので、免許を更新してもしばらくは運転しませんでした。

運転しなかったので感覚が鈍りますます運転しなくなりました。

私が運転すると家族が不安になるような状態で、このままではいけないと思い、自分で運転するようにしました。脳も徐々に回復してきたので、状況判断もできるようになってきました。

慣れればできます。

奥さんの仕事の送り迎えなど積極的にやるようにしています。

今は右手右足を使って運転できています。

夜などは慎重に徐々に慣らしています。

怖がらないでなれましょう。

脳卒中後の自動車運転再開の手引き

-後遺症, 脳出血

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

足首の動き

発症当初から足首がスムーズに動かないことが課題でした。足首は歩くことの基本になります。急性期の病院では、理学のI氏による包帯のグルグル巻きで足首を固定して足先がこすらないように歩行練習をしていました。 …

仕事で責められるけど

高次脳機能障害の影響はとてもやっかいです。簡単なことが覚えられない、計算ができない、さっきやってたことと今やってたことがごっちゃになって何をやっているかわからない、自分でも分からなのでパニックになり、 …

ピンチの連続

55というサラリーマンにとって微妙な年齢でもう一花と思っていた矢先に倒れたので途方にくれました。また年齢を重ねたことがマイナスにとられる社風のためピンチの連続です。給料もあがるどころか若い人より低いよ …

いいところだけ取る

リハビリのメニューは担当の指導員が考えてくれます。その患者の疾患の程度や回復具合に沿って決められます。基本的なメニューはその時期によって一番効果的なものが実施されます。 このほかに自分がやってみたい …

自分は障害者なのか

自分の行動が人から見たらどうなのか。障害を持つ人は障害枠で働くのが幸せと簡単に言えるのか。 以前と同じように働きたい、他の人と同じように会社や世の中に貢献したいと想います。 自分の能力はまだ伸びると信 …

54歳の夏、仕事中に脳出血を発症。3人の子どもがいるサラリーマン。右片麻痺(利き腕、利き脚)、言語障害、高次機能知能障害の後遺症あり。発症からリハビリ、復職までの体験を残すことにしました。こんなことが自分に起こるとは思っていませんでしたが、どんなことがあっても前向きに生きていこうと思います。