リハビリ 入院生活

ナースコール

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トイレに行くのも、着替えも初めはできませんでした。なので看護師さんが身体を拭いてくれました。季節はちょうど夏だったので気持ち悪かったです。夜中などにナースコールするのも気が引けました。

それより1番疑問はリハビリでどこまで回復するかでした。多くの場合まわりの人はショックをうけさせないためにはっきりとは言いません。「今はゆっくり治療に専念して」それしか言えません。なぜなら、症状とか本人の取り組み方によっていろいろだからです。

医者は初め、「ご飯食べるところまでは行くかもしれませんがパソコンは無理かもしれません。」と言われました。パソコンできないと言うことは、仕事ができないと言うことです。

ショックでした。

ではどこまで、回復するのか。回復した人はどれくらいいるのか、素朴な疑問でした。「治る希望がなくなれば頑張れません」「治りません」「どこまで回復するか分かりません」というのが現実です。私の場合ネットで調べました。右手は動かないので左手でスマホを操作して調べましたが、はっきりとは分かりませんでした。でも希望を持てる記事をみつけては自分をはげましました。

はっきりした正解はありません。自分の症状や取り組み方によってそれぞれ違うというのが答えです。経験者の文を読めば分かります。重要なのは自分の気持ちと取り組み方です。入院中も必死で回復する努力をするということが一番大事です。

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54歳の夏、仕事中に脳出血を発症。3人の子どもがいるサラリーマン。右片麻痺(利き腕、利き脚)、言語障害、高次機能知能障害の後遺症あり。発症からリハビリ、復職までの体験を残すことにしました。こんなことが自分に起こるとは思っていませんでしたが、どんなことがあっても前向きに生きていこうと思います。