後遺症 復職 脳出血 高次脳機能障害

脳出血になっても

投稿日:

病気で倒れた時、目の前が真っ暗になりました。右手と右足が不自由で仕事も生活もままにならない、取り返しのつかない状況になった、これから人の助けがなければ生きていけないと思いました。

医者は、今後麻痺はある程度回復するが右手でご飯が食べられる程度が精一杯でパソコンが使えるまでは難しい、だいたいの人は使えないといわれました。仕事に復帰は難しいなら、配置転換しかない、でも単純作業のようなものしかできなくなれば、小さな会社だからやめざるを得ないことになるだろうと感じました。

本当にそうだろうかと思いました。左手でスマホを操作して調べました。

分かったことは症状は千差万別、回復した人もいるといくことです。

麻痺があっても工夫次第でやりようがあるということ。

今の職場にはそこまで愛着があるわけではないのですが、年齢とかスキルを考えれば転職が難しいのは分かっているので在籍しているようなものです。

発症から1年と2ヶ月たって、今は復職しています。元の部署でパソコン使っています。歩いて通勤しています。

医者を見返してやりたくて頑張ってきました。役職は課長からヒラになり、知能障害と麻痺でヒヤヒヤしながらも仕事をしています。

くさらないで、続ければ克服できます。そう信じています。そのさきは病前以上の成果を出して、資格をとって転職したいと思っています。

-後遺症, 復職, 脳出血, 高次脳機能障害

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

謹賀新年

明けましておめでとうございます。 今年はきっと良い年になりますようお祈りいたします。

新しい環境に順応する

自分の仕事に対する取り組み方はそれぞれが辿ってきた環境によって違います。 「こうあるべきだ」というのはそれぞれの環境によって微妙に違います。 ですので新しい環境に入ったときにはそれに対して自分の考えを …

実践的なリハビリ

社会で暮らしていくときできなくて困ることをできるようにするリハビリがあります。 右手の麻痺により困ったことのうち、レジでのお金の支払いがあります。財布から小銭を選んで素早く取り出して支払い、お釣りを財 …

リセットの繰り返し

発症してから11ヵ月経ちました。身体の麻痺は速度は遅いながらも回復しています。現在復職してから約7ヵ月経ちましたがこれまでの自分の仕事の未熟さを思い知らされています。給料も減らされました。職場では居場 …

no image

冬は血圧に注意

毎日血圧をチェックしていますが、原因不明の数字が出ることが多くなりました。特に朝の気温が低い時間帯は要注意です。 朝と夕方に毎日測って平均を取ると自分の体調がチエックできます。

54歳の夏、仕事中に脳出血を発症。3人の子どもがいるサラリーマン。右片麻痺(利き腕、利き脚)、言語障害、高次機能知能障害の後遺症あり。発症からリハビリ、復職までの体験を残すことにしました。こんなことが自分に起こるとは思っていませんでしたが、どんなことがあっても前向きに生きていこうと思います。