後遺症 復職 脳出血 高次脳機能障害

地道にやりましょう

投稿日:

病気してから1年たちます。7月〜10月に入院して、11月に復職、麻痺と高次脳機能障害をなんとか克服しようと焦りましたが、これらはある程度時間がたたないと回復していかなものだと分かりました。

麻痺の回復はとてもゆっくりしている感じです。私はパソコンを使う仕事をしていますが、復職して当初は手が震えてマウスが狙い通りいかない始末でしたが、今はピンポイントで指定でき、タイピングも速くないですがタイピングミスをへらすコツが分かりました。

やっかいなのが高次脳機能障害です。周りから見ると普通なのに仕事をやらしてみるとミスを連発する。周りもそうですが、自分でも呆れるくらいでした。特に判断に時間がかかります。この解決方法で本当にいいのかを判断するまで迷い、それで間違うの連続でした。

短期の記憶も退院してから半年くらいはうそのように覚えられませんでした。

今はそういったことを振り返られるようになってきました。

地道にやりましょう。ある程度時間はかかります。

でも目標はもってください。

-後遺症, 復職, 脳出血, 高次脳機能障害

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

デザイン力は廃れる

デザインはそれに携わっていることで他の仕事にも影響します。デザインの思考を禁止されれば考えなくなるのでどんどんだめになっていきます。 新人の研修していて実感しました。 職場でできなければ自分でその機会 …

それぞれの思惑

危機がせまってからアタフタして周りに迷惑をかける、かけられたほうは意図がわからないのでストレスがかかります。 事前に予想でき、手を打っておけばある程度は解消できたのではないでしょうか。 脳卒中は突然や …

重りを運ぶリハビリ

リハビリの最後のほうのプログラムに重いものを運ぶというものがありました。10kgくらいの重りを室内、階段と運んだりしました。 実際学校の父兄ボランティアでレクリエーションの廃材の片付けなど力仕事をする …

no image

働けるだけでありがたい

数々のミスをしながらも給料がいただけるのは発症前からの積み重ねがあるから。一度どん底まで落ちてまた自分の価値を示せるかどうか。 自分のイメージではできているつもりでも、普通のレベルを維持するだけでも精 …

病院の環境

私が入院していた病院は郊外にあり最寄りの駅から無料バスが出ていました。周りはとても静かで余計なものは入って来ない素晴らしい環境でした。ここは自分の家からも近く週に1回か2回家族がきてくれました。 急性 …

54歳の夏、仕事中に脳出血を発症。3人の子どもがいるサラリーマン。右片麻痺(利き腕、利き脚)、言語障害、高次機能知能障害の後遺症あり。発症からリハビリ、復職までの体験を残すことにしました。こんなことが自分に起こるとは思っていませんでしたが、どんなことがあっても前向きに生きていこうと思います。