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入院中の天災

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ちょうど入院していた頃は夏から秋にかけて台風が連続で訪れた時期でした。

ニュースでは数十年に一度の規模の災害と流れていました。病院内も災害に備えてリハビリを早めに切り上げて職員を帰宅させたり、朝も出勤人数を車通勤の人にしたりして対応していました。

リハビリ室が空いていないと自主トレで用具などを使えないので、廊下や階段で歩行練習するしかありませんでした。

リハビリ室では、サイクリングのようにペダルを漕ぐもの、自動で足元のローラーが歩行能力に沿って動くもの、これはトヨタ製で上半身はゴムで固定して足だけが動くようになってそれをモニターで確認できます。トレーナーが2人つきっきりになります。あとは船を漕ぐような動きをするもの、畳の部屋、キッチンや風呂の練習をする部屋などがありました。

主婦で退院してから料理をする必要のある人は退院まえに調理実習をやっていました。

リハビリ室では主にマットの上でストレッチなどの体操をします。腕や足、屈伸など理学療法士の方と行います。作業療法は机に座ってリハビリの道具を使用します。言語は個室、または周りがうるさくない場所で行います。

面会の人は基本夕方に着替えをかえにきたりします。

病院では孤独なので面会はやはり嬉しいです。私は友達がいないのと知らせてなかったので基本面会の人はいませんでした。

人それぞれですが、自分の病気を周りに知らせる、知らせないは本人の判断です。

7月25日から10月21日まで約3ヵ月必死でした。

社会に出たらもっと大変です。格好をつけてられません。

リセットして再び羽ばたきましょう。

ありがとうございました。

また追記します。

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54歳の夏、仕事中に脳出血を発症。3人の子どもがいるサラリーマン。右片麻痺(利き腕、利き脚)、言語障害、高次機能知能障害の後遺症あり。発症からリハビリ、復職までの体験を残すことにしました。こんなことが自分に起こるとは思っていませんでしたが、どんなことがあっても前向きに生きていこうと思います。