血圧はその人の体質によって様々です。元々高血圧気味の人と血圧が高くない人は対処方法が全く違うと思ってください。高血圧気味の人は若い頃は何とか過ごせていても年齢とともにリスクは高まります。
「薬を飲まずに血圧を下げる方法」「降圧剤は副作用が怖い」「血圧を下げる薬を飲むとボケるのが早い」「降圧剤を飲むと精力減退する」「降圧剤の推奨は国の陰謀」「血圧の薬は製薬メーカーのドル箱」など巷間囁かれていますが、全てかもしれないとつけたほうが良いと思います。なぜなら脳卒中は一度発症したら取り返しのつかない病気です。
自分自身の体験を話すと、健康診断で高血圧なので通院を勧められました。通院して、初めの頃は食事や運動で頑張って薬を飲まないようにしたい旨医師に伝えました。数ヶ月は様子をみるということで食事や運動を頑張ったのですが血圧に変化が見られませんでした。そこで少量から薬を始めるように医師から言われ購入しました。処方箋をもっていった薬局の人が、「まだ若いのだから家族のためにも薬をきちんと飲んでください。私の知り合いは脳卒中で倒れて現役なのに働けなくなった。」と言ってくれました。
私はそう言われてもあまり取り合わず薬はなるべく飲まず、食事、運動で血圧を下げよう思っていたので薬は途中でやめてしまいました。高血圧は顕著な症状が見られないので何とかなるだろうと甘い考えがあったのです。
また血圧は急激に上がることがあるので普段から抑えておくことが大切です。
私が病気を発症して本当に後悔したのは、周りの心からの助言を受け入れることをしなかったことです。私は本当に愚かです。
私のようにはならないでください。高血圧が自分の努力で改善しない場合は通院して薬を飲んでください。発症しないように予防してください。リハビリの技術は進んでいますが麻痺は残ります。家族の人生も変わります。
当事者でないと実感がないと思いますが書かずにおれません。
最後までありがとうございました。
また追記します。