リハビリ リハビリテーション病院 入院生活 後遺症 脳出血

リハビリの先

投稿日:

突然何の知識もないまま脳出血になって障害が出たところをリハビリによって回復させることになりますが、その先にはどういう結果が待っているのかがだんだん分かってきます。

調べるうちに何らかの障害は残る、完全に以前のようには戻らないという答えが一般的であることが分かりました。

私たちのめざすところはそう言ったところではないでしょうか。

リハビリではPT(理学療法士)2人、OT(作業療法士)2人、ST(言語聴覚士)1人が担当になり、それぞれベテランと若手がペアになっており、担当が休みの時は他の人になります。それぞれ国家資格保持者です。

理学療法が1日2回、作業療法と言語聴覚が1回づつが日課でした。

担当の人もそれ以外の人も皆感じがよく接してくれました。

リハビリを指導してくれる人は最新の情報と自分なりの理論、経験を持っていますが、それは全てではないと思います。

私はネットで情報を仕入れてよく質問していました。またこれはと思ったものは積極的に自主トレに取り入れていました。

ゴルフボールの練習などは提案して取り入れてもらいました。繊細な動きを導き出すために手の平の力をつけられます。また川平法というリハビリの理論があり、OTの中には取り入れているであろう人がおり、その人のマッサージはとても気持ち良いものでした。あえて川平法とは言いませんでしたが多分そうです。

リハビリは奥が深いと思います。それは患者によって症状が千差万別で元々の運動能力、年齢、麻痺の箇所、取り組み方で回復の度合いが違ってくるからです。また、それまで常識と疑われなかったことが覆されることもよくニュースになっています。

例えば一度ダメージを受けた脳は二度と戻らないと言われていましたが、壊れた箇所以外の神経が再構築されることが発見され話題となりました。であれば脳からの指令というのは再生する可能性があるということではないでしょうか。

なので諦めてしまうことはないと私は考えています。

自分なりに課題を見つけて調べて取り入れることが回復へ繋がります。

それでは最後までありがとうございました。

また追記します。

-リハビリ, リハビリテーション病院, 入院生活, 後遺症, 脳出血
-, , , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

実践的なリハビリ

社会で暮らしていくときできなくて困ることをできるようにするリハビリがあります。 右手の麻痺により困ったことのうち、レジでのお金の支払いがあります。財布から小銭を選んで素早く取り出して支払い、お釣りを財 …

no image

回復期をすぎて

急速に回復する時期を過ぎるとスピードは鈍りますが確実に回復はしています。 忘れがちですがリハビリを地道にやること。 頭を能動的に使うことが大切です。

共縮

つま先だけ地面につけていると勝手にガクガクします。 これを共縮というらしいです。 片麻痺の症状かと思っていたら健常者でもなるようです。 適切なストレッチで改善するとのことです。 足がつったりするのも同 …

止まっていても潰されるだけ

動けない理由はいろいろとありますが止まって大人しくして余計なことはなるべくしないで行くか、リスクがあろうと進んでいくか、どっちでもいいけど私はいろんなことにチャレンジして馘首になるまであがくだけです。 …

no image

1周年

昨年の今日発症しました。一夜にして人生が変わりました。 おとといオリンピックのセレモニーで池江璃花子選手が喋った言葉「絶望から這い上がるにはどうしても希望の光が必要です。」に心うたれました。 なにかし …

54歳の夏、仕事中に脳出血を発症。3人の子どもがいるサラリーマン。右片麻痺(利き腕、利き脚)、言語障害、高次機能知能障害の後遺症あり。発症からリハビリ、復職までの体験を残すことにしました。こんなことが自分に起こるとは思っていませんでしたが、どんなことがあっても前向きに生きていこうと思います。