リハビリをしていて新鮮だったのは昨日できなかったことができるようになることで悲惨な状況ながら喜びのような感情もありました。
今思うと、脳出血を発症した患者がどうなるかなんて医師ですらはっきり言えないのは当然です。なぜなら患者の症状は個人によって千差万別、またリハビリの取り組み方でも違ってきます。
「リハビリをサボっているとそれなりの結果にしかなりません」という言葉をいつも頭に叩き込みながら頑張るしかありません。
でも、本当のことが知りたいと思いました。このまま一生障害者のまま生きていかなくてはならないのか、自分の人生にまだ希望があるのか、を知りたかったのです。
そんな中、体験者の生の声で、希望の光が感じられる本を見つけました。
堀尾憲市さんの「奇跡の復活―脳卒中麻痺からの生還」です。内容は壊れた脳に再び覚えさせることが書いてあります。諦めないでコツコツ念じならリハビリを行うことで麻痺が改善されていくというものです。
文中はスムーズに行き過ぎるように感じますが時間の制限がある中、独自の理論を信じて麻痺を克服した、まさに奇跡です。
こんな人は稀かもしれませんが、確かに治った人がいるということが重要でした。
ありがとうございました。
また追記します。