脳出血

普通が大変

投稿日:

脳卒中経験者は社会に出てみるとやはり圧倒的少数派です。

退院してからよく言われるのは、「もう普通の人だ」です。障害があることは周りからすると分かりづらいかもしれませんが、普通にできていたことが今は一生懸命普通であろうとしています。

高次脳機能障害、歩く速さ、注意力、麻痺など職場復帰してからも様々な障壁を乗り越えなければなりません。精神的にもタフでなければ、落ち込むことも多くあります。

しかし、脳卒中を発症した方のうち、実際に復職した人の割合は4割台と報告されています。(引用:メディカルノート

病気の程度にもよりますが決して諦めてはいけません。

-脳出血
-, ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

頑張って血圧下がらないなら

元々血圧は高い方でした。検診でも高血圧を指摘されて年齢が上がるとともに通院を勧められました。 病院では医者に、薬を飲まずに食事や運動で血圧を下げたいと意思を告げ、半年くらい様子をみることにしましたが、 …

脳の不思議

外を歩いていて麻痺が残っている人をよく目にします。程度はそれぞれですが同じように麻痺が残る状態の自分にとっては歩いている姿に向かって心の中で励ましています。スーツで仕事をされている人や主婦の方もいます …

失敗してピンチ

何か始めれば失敗してピンチになります。しかし失敗を恐れて何もしない、何もせずに人の失敗を見て笑っている人は何も進歩できません。 失敗したら反省して次に生かすのです。無反省はよくありません。反省しなけれ …

脳疾患後の車の免許更新

平成26年道路交通法により、運転免許更新時に健康状態について、公安委員会への申告が義務化されました。回答の義務化に伴い、虚偽申告の場合、1年以下の懲役、または30万円以下の罰金が科せられます。つまり、 …

no image

障害枠から戻れるか

障害者枠で働くのはある意味心の平安は保たれるかもしれませんが、一度そういう人というふうになると、環境によっては一般枠に戻るのが難しいのではないかととても心配して踏み出せません。 会社というコミュニティ …

54歳の夏、仕事中に脳出血を発症。3人の子どもがいるサラリーマン。右片麻痺(利き腕、利き脚)、言語障害、高次機能知能障害の後遺症あり。発症からリハビリ、復職までの体験を残すことにしました。こんなことが自分に起こるとは思っていませんでしたが、どんなことがあっても前向きに生きていこうと思います。