発症した夜、奥さんが色々段取りして病院へ駆けつけました。一目見てワッと泣きました。動く左手で手を握っていました。
「頑張りすぎたんだね。しばらくゆっくりして。これから私が頑張る」と言っていました。次の日子どもたちもきて、次女の他は泣いていました。
言語障害があるので子どもたちの名前が言えるように練習しました。
言葉は今でも言いづらいことはあります。
指は全く動きません。妹が買ってきてくれたニギニギする紫のゴム、握り潰すと顔が歪むんです。よく看護師さんや、ヘルパーさんが面白がっていました。指を1本づつあてがって握る練習をします。指が動かないと仕事になりません。または左手だけでパソコンを使うという方法もあります。
「もう、治らないんじゃないか」
そんな不安ばかりでした。
最近よく読んでいるブログです。