社会で暮らしていくときできなくて困ることをできるようにするリハビリがあります。
右手の麻痺により困ったことのうち、レジでのお金の支払いがあります。財布から小銭を選んで素早く取り出して支払い、お釣りを財布に戻すことができませんでした。行動の範囲が広がり病院内の売店に行ったときお金のやり取りにとても時間がかかりました。
今でも混んでいるレジでモタモタしてしまわないかとても焦ります。
リハビリでは、コインを手に持って一枚一枚繰り出す練習をします。繰り返すことでだんだん素早くできるようになります。
毎日の生活の中でできないことを潰していくのが効果的なリハビリです。